はじめにお読み下さい

21世紀は確かな “存在” の時代

1969年7月20日は、人類が初めて月面着陸に成功した日です。
気の遠くなるような暗黒の宇宙の中に、蒼く輝きながら浮かぶ地球の姿を目の前にした時、余りに美しい地球の存在と、余りに小さい人間の存在を思い知らされました。宇宙から見れば、人間の一生などその存在すらわからないほどに小さく、“無”に近いものでした。しかし、私には“無”に近い人間なんだから、「頑張っても仕方がない」という“無”ではなく、“無”なんだから「一生懸命に生きよう」という、無限の生命の“無”が自分に宿っていると思えたのです。“無”に近い人間が、その創造力と努力によって宇宙に飛び出し、何と自らの住み処をテレビに映し出すという偉業を成し遂げたのです。
それ以来、私は人間の能力の可能性とその存在は、宇宙を超えるほどに大きく、大切なものであると理解しました。人間に平等に与えられた可能性という財産は、その心の持ち方によって年齢を超え、能力を超えて発揮されるものです。強い意志をもって事を成せば必ず成ります。どんな成功者にも必ず第一歩があります。どんな第一歩を踏み出すか?それは自分がそう思った時、それがその一歩なのです。
私の第一歩は1969年7月20日、人類初、アポロ月面着陸 20歳の誕生日でした。


井上千保子 井上千保子インテリアデザインスクール 校長・専任講師

武蔵野美術短期大学部工芸デザイン科卒。
卒業後、西ドイツへ渡欧し、環境デザイン・インテリアデザイン等を学ぶ。
現在、店舗・住宅・オフィス・ショールームのインテリアデザイン・設計、カラーコンサルティング・カラーマーケティングによるカラー環境デザイン、21世紀の高齢化のためのバリアフリーデザイン、そして健康住宅、エコロジーハウスのデザイン・設計に取り組む。
インテリア・カラーの啓蒙活動として全国各地で講演会及び講習会を行う。


21教育 “考”

教育とは“人がその人生を自立して生きぬく力の源”となるものです

「厳しさを求めれば与えられる」という教育のしくみから、誰もが、成せばなる「自分」「人生」を体感します。
さらに、その精神によって「小さな私でもできる」という社会性にめざめていきます。
将来にステップアップを求めていく人生の考え方になるよう育成させていただきます。

教育とは共に育つ「共育」の場と考えます

教育させていただくものが、生徒と共に育つことを「共育」という。 そういう一瞬一瞬の積み重ねが、共に育つかかわりとなり、“人がその人生を自立して生きぬく力の源”となります。それが本来の教育なのです。

教えるということは、み・え・る ようにする責任と義務を負うことです

環境美は、ビジュアルな世界にあり、その主役は「色」と「形」です。これらは、見えているのに見えない世界なのです。 「色」、「形」を教えるということは見えない世界を“見えるようにする”という責任を負うことです。 見えるということは、“なぜ良くて、なぜ悪いか”を指摘でき、良ければ、“なぜ良いのか”、悪ければ、“なぜ悪いのか”を解決できる実力のことです。

21世紀は確かな環境美のデザイン教育が大切です

誰でも快く生きる権利を与えられているのに、「美なる環境とは何か」を真に問うことはありませんでした。 「美=感性」の背後に秘められた裏理論を知ることにより、快く生きる環境が得られ、さらにより良い社会実現に役立たせることもできるのです。

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